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1995年に当社で新築した、木造3階建の建物の外部全般の補修を行いました。
きっかけは台風で3階の軒樋が破損したことです。火災保険を使って補修工事を行うことになり、足場を掛けるついでに屋根の塗替えや外壁のサイディング洗浄、目地コーキング打ち替えもあわせて行うことになりました。
一般的には20年も手を付けないと外部の傷みは相当なものですが、この建物は屋根がガルバリウム鋼板、外壁がラムダサイディングと耐久性に優れたものを使っていたので長持ちしていました。
傷みも少なく材料交換などをせずに済んだので費用も抑えられました。
やはり外部は耐久性の良いものを選んでおくべきですね。
写真でわかるように屋根は急勾配ですから外壁足場だけでなく屋根足場も必要です。
隣家が迫っていますので養生シートもシッカリと張り巡らせました。
足場板は通常の半分幅です。
屋根とサイディング外壁は高圧水(バイオ)洗浄を行いました。
外壁は中空のラムダサイディングの素板仕様で元々塗装はしてありませんが今回のバイオ洗浄でかなりきれいになりました。
軒上などの塗装部分では塗装が剥げたところもあり、部分的には外壁の塗装も行いました。
サイディングの板間、サッシ廻り、軒天取合いの既存コーキングは通常6~7年が有効期限ですが、倍以上放置していたので、カチカチに固まっていました。
これをすべて取り除いて新しくコーキングをしました。