アフター部の芹澤です。
今回紹介するのは、築30年ほどの木造2階建ての建物です。
介護保険の補助金を利用した、室内の壁手摺取付と床段差解消のバリアフリー工事です。
介護保険制度では要支援・要介護と認定された在宅の方で住宅改修が必要な人に対し、
一生涯20万円限度で住宅改修費用の9割を補助してくれます。
改修内容については条件が有りますから、必ず事前にケアマネージャー(介護支援専門員)などに確認して下さい。
介護保険が適用になるリフォームは次のとおりです。
1. 手摺の取付け。
2. 床段差の解消。
3. 滑りの防止。
4. 引戸等への扉の取替。
5. 洋式便器等への便器の取替。
補助金を利用するには各自治体へ申請書を提出します。
これらの手続きは芹工務店がすべて代行しますので、お客様は安心です。
工事の概要を説明します。
玄関から廊下・浴室・トイレへ通じる壁部分に横棒の手摺と、各部屋へ入る扉前の部分には縦型の手摺を取り付けました。
廊下と各部屋部分には敷居があり30mmほどの段差があります。
廊下床は経年劣化によるたわみも有ったのでこの段差を解消するため、現況床の上にフローリング下地合板を貼り、
床の強度を増して仕上げの合板フローリングを貼りました。
ビフォア、アフターもお見せしておきましょう。
玄関周りです。
ビフォー
アフター
トイレ、浴室前の廊下です。
ビフォー
床下地合板貼り
アフター
玄関前の廊下です。
ビフォー
床下地合板貼り
アフター
玄関框部分です。
アフター
取付けた手摺は体重をかけてもビクともしません。
廊下と各部屋の段差も解消されました。
工事は1日で完了しました。
手摺取付けとバリアフリー工事をお考えになっては如何でしょうか?