芹工務店がお薦めしている省エネ住宅で使用している、24時間換気システムの「ルフロ換気扇」の掃除方法を説明します。
第3種換気方式の排気にだけ機械換気を使うこのシステムは、部屋の空気をもっぱら吸い出すだけです。
ということは一緒に部屋のホコリも吸い出します。
このホコリが換気扇の中に溜まります。
ですから、時々、換気扇の掃除が必要になります。
写真でホコリの溜まり具合を見てください。
ルフロ換気扇の汚れ比較
設置して1年目の汚れ具合です。
設置して2年目の汚れ具合です。
設置して3年目の汚れ具合です。
設置して4年目の汚れ具合です。
1年から4年経過までの比較です。
どうも経過年数でどんどんホコリが溜まる様でもありませんが、できれば1年に一度位は
換気扇のお掃除をしてあげたいですね。
そこで、「ルフロのお掃除手順」を写真付で説明しましょう。
1.写真はユニットバスの天井点検口です。
両脇に点検口を止めるビスがあります。
これをゆるめて点検口を開けます。
2.点検口のフタはユニットバスの点検口の脇にずらしましょう。
ビスはフタに載せておきましょう。
点検口の上にはスチロール出できた換気扇ボックスが見えます。
3.換気扇ボックスの脇にあるスイッチをOFFにしましょう。
4.換気扇ボックスの下側の金属の換気扇ボックスフタの四隅に白いつまみのビスが4個あります。
それをゆるめてフタをはずします。
すこし重たいのでフタを頭で支えるなどして落ちないように気をつけてください。
フタを外すと中に換気扇の羽根(シロッコファン)が見えます。
この羽根をはずして水洗いします。
汚れていますネ。
軍手を用意しておきましょう。
5.羽根の真ん中の心棒の下端のつまみをゆるめれば外れます。
6.羽根を取り外した後のボックスの中のホコリも掃除しましょう。
サッと拭きとるだけでいいでしょう。
羽根はご覧のようにホコリがついています。
7.羽根は写真の様に洗面で水洗いすればきれいに落ちます。
8.タオルで水をサット拭き取りましょう。
羽根の1枚、1枚を拭き取る必要はありません。
時間があれば干しておきます。
裏技を一つ
羽根に残った水は、羽根を換気扇に取り付け後スイッチを入れて
羽根を回せばきれいに水は飛びます。
後で説明しますね。
9.換気扇ボックスのフタも掃除しましょう。
フタの裏側です。
結構、ホコリが付いています。
雑巾で拭き取りましょう。
水洗いしても良いですが、金属ですからサビないように洗った後は良く乾かしましょう。
10.お掃除が済んだら元に戻しましょう。
羽根は裏表があります。
羽根の中板に「オモテ」、「ウラ」とかいてあります。
写真は「オモテ」とありますね。
「オモテ」側が見える方にして取り付けます。
換気扇ボックスの中の心棒に羽根の真ん中の穴を差し込むのですが
穴が1ヶ所、平になっているところを心棒の平らになっているところと合わせます。
差し込んだ後は外すときにゆるめたつまみを閉め込んで固定します。
11.それでは、先ほどの換気扇羽根の水を吹き飛ばしましょう。
フタを付ける前に一度スイッチを入れて2~3分回します。
12.スイッチを切って水気の無いのを確認します。
OKならばフタを付けます。
13.フタをつけたら再びスイッチを入れます。
下にあるコントローラーを見てください。
コントローラーの上側にあるライトがみどりに点灯しているのを確認しましょう。
14.ユニットバスの点検口フタを閉めて、
ビスをしっかり閉めて完了です。