芹澤 覚｜会長 2015.06.16
と言えば、わたしの場合は9割方、食べる話です。
わたしは「糖尿病予備群」と医者に宣告されて生活改善をするべく
3年ほど夫婦でルネサンス（スポーツジム）にかよっていました。
筋トレやスタジオでのプログラム、水泳など色々やって見ましたが
この頃は、もっぱらマシンに乗ってウォーキングばかりでした。
それに通う回数も減って来ていたところ、この2～3月は夫婦で夜の散歩を始めました。
歩き始めるとウォーキングマシンより、やらされている感もないし家からスット出られるし
なんだか回数も増えてきたし、夫婦でジムのお金払っているよりワイン飲んだほうが良いという訳で
「いっそ、辞めちゃえ！」とスポーツジムは辞めちゃいました。
血液検査の数値もほぼ正常値内に入ってきたしね。
前置きが長くなりましたが、
月曜日も女房が会合で
「夕食は一人で何とかしなさい。」と言われて
夕方6時半からウォーキングに出ました。
家から出て、あゆみ橋を渡って中央公園まで行くと調度2キロになります。
スマホのマップで経路検索すると距離も時間もすぐに出るので便利ですねえ。
で、帰りはサンマリノによってビールとパスタかピザと決めていたのですが
リバーサイドホテルの脇の川沿いを歩いていると
「仕掛け時計」の下の通路にバスが止まっていて「焼きたて石がまピッツァ」なんて書いてあるじゃありませんか！！
写真（石窯ピザバス1）
まずいよねえ、このシチュエーションは。
わたしを引きずり込むには最高のシーンですよね。
写真（石窯ピザバス2）
バスを覗いていたらドアが開いて「いらっしゃいませ～。」とおばさんの声。
ここは「おばさん」登場だよねッ。
若い娘では役不足だね。
「このバスの中で焼いてるのお？」って訊くと「ハイ、どうぞ御覧なさい。」
写真（バス入口）
覗きこむとバスの前のほうに「石窯」があ~るじゃありませんか。
写真（手作り石窯）
あとでピザを褒めて石窯の話を訊くと
おやじ・・嬉しいらしくて自慢しやがるのね。
素直なおやじは可愛いね。
「ピザは東京の小さなイタリアンの店で焼かせてもらっただけだけれど
石窯はこだわりたくて、イタリアまで行って色々な釜を見て作り方も習って
自分で手作りです。」
なんて言ってたけれど、
イタリアまで行って「ピザの店」開くのにピザのお勉強して来ない訳無いだろう。
簡単に尻の見えるような嘘つきやがって・・。
そんな感じで自慢するのも可愛いねえ。
写真（手作り石窯2）
なんだか、雰囲気は不思議の国のアリス状態ですよ。
思わずバスに乗っちゃいました。
写真（バスの中1）
バスの後部座席が半分取り払われて小さなテーブルがついてます。
ショートカットの可愛いい感じの年頃の女の子がピザを食べています。
訊くと「一年くらい毎月、通っています。」とのことです。
上土商店会が毎月15日に開催している「なんとか市」の時だけ「いしがまバス」はやってくるそうです。
ピザはクリスピーとアメリカンのパン耳風と二種類ありますが
イタリアンピザはクリスピーに決まってるじゃないの。
で、出てきたピザを頬張ると
超ウメー！！
耳はパリッパリッ、クリスピー。
土台生地は薄くて柔らか。
トマトはジューシーで酸味が最高。
生モッツレラはイタリア取り寄せだそうです。
とにかく、軽い。
８ピースカットの２ピース目を食べながら「ゴルゴンゾーラ」を追加しちゃいました。
軽井沢地ビール缶を飲みながらピザ２枚。
軽く行っちゃいました。
これじゃあ、ウォーキングしたって何にもダイエットにならねえやね。
写真（バスの中2）
でも、美味しかった。
わたしのいつものことで
肝心のピザの写真は撮り損ないましたが
久々に「太鼓判」押しちゃいました。
東京の「サルバトーレ」なんかより格段に美味い。
清水町の卸団地内の「ロアジ」も美味しかったけれど、もっと、美味しい。
来月も絶対に行くな！！
