芹澤 覚|会長 2015.06.04
5月23,24日は名古屋に出かけました。
ライオンズクラブでは6月が年度終いです。
中部地方の8県、5地区持ち回りで複合地区大会を行っています。
今年は愛知県が担当ということで名古屋まで出かけました。
私の所属する沼津千本ライオンズクラブはこの複合地区大会には全員での出席ということになっています。
しかし、なかなか全員は出られません。
今年も11人の参加でした。
大会は登録だけで1時間程度です。
日曜日に名古屋国際会館で行いました。
土曜日には名古屋のアサヒビール工場見学です。
案内のお姉さんが可愛くてズットそばについてまわってきました。
この貯湯タンクは1本が直径7メートル、高さ21メートルです。
みんなビールです。
昼食は徳川美術館内できしめんセットを戴きました。
写真の鎧は徳川家康が関ヶ原の戦いの時に家康が着用した茶巾頭の兜で有名なやつですが
コピーです。
実物は静岡の久能山にあるんじゃないかしら?
大きな良い神社さんですよ。
後はホテルで一休みして夕食に栄の街にお出かけです。
メインイベントの夜の名古屋です。
夕食はしゃぶしゃぶの食べ放題です。
としよりにこんなもの食わせてどうするの?
チョット食べただけでギブアップ・・二次会からのお酒の入るスキマも無くなっちゃった。
と言いつつも二次会は結構大きなキャバクラの個室で一人に一人づつお姉さんがついて盛り上がりました。
でも、今夜のトピックスはなんといってもその後に連れられて行った「BAR BARNS」。
超有名らしいのですが、一緒に行った仲間にソムリエがいて彼の伝手で4人でカウンターに座ることが出来ました。
ウイスキーだけで500~600本棚に並んでいるそうです。
見せてもらった中で一番高いのがマッカランの何十年物(年数忘れた)でシングルワンショットで4万円です。
そんなの無理でしたが他にいくつもおすすめを4人で一口ずつ飲ませてもらいました。
最高でした。
店の雰囲気も、バーテンさんの応対も、お酒も・・。
名古屋のお店らしくボトルの背中にポストイットでワンショットの値段が書いてあります。
東京では絶対にやらないだろうなあ。
でもわかりやすくていいな。
私は好きですよ。
とくダネ!を一つ。
このBARにはシングルカスクがありました。
シングルカスクとはウイスキーの中でもチョット特殊でなかなかありません。
一つの樽だけからボトリングした物をシングルカスクといいます。
本来ウイスキーはブレンドすることでウイスキーの価値(風味やのどごし)を上げてきました。
オールドパーやジョニーヲーカー、ホワイトホースなどです。
マッサンのブームでにわかにシングルモルトがもてはやされてきましたが
バランスのとれたウイスキーはブレンデッドウイスキーだと思います。
サントリーの「響」はブレンデッドウイスキーです。
ニッカの「竹鶴」はピュアモルトという不思議な名前を使っていますが
複数の蒸溜所のモルトウイスキーをブレンドしたものだそうです。
サントリー「山崎」やニッカ「余市」は蒸溜所の名前を冠しているだけに
シングルモルトです。
シングルモルトとはひとつの蒸溜所のモルトウイスキーの色々な樽をブレンドして
作ったやつです。
12年とか18年とか年数が入っているのはその年数、樽で熟成したウイスキーをブレンドしたということです。
シングルカスクとは一切ブレンドしないで一つの樽のウイスキーを瓶詰めしたものです。
果たしてどれがいいのか?
美味しければいいのですよ。
それは作り手が「これでどうだ。」と行って自信を持って出すウイスキーが自分にとって
美味しければ良いのだと思って飲んでいます。