芹澤 覚|会長 2015.05.20
母は4年前から半身不随でキセガワ病院に入院しています。
脳梗塞を患って左半身が不随です。
寝たきりで目を覚ましていても何も出来ないというのは以前にも書きました。
4月になって胃瘻から毎日三度、食堂で全粥状態の食事になりました。
ありがたいことです。
昭和2年9月生まれですから9月になれば88歳です。
その年寄りが胃瘻で直接に胃に栄養を送るのと、食事が口から出来ることとではとてつもない進歩です。
先日、病院に呼び出されてお医者さんの説明するには「少しずつだがオムツに血が付くので検査してみては?」
ということで、昨日、紹介状をもらって市立病院に婦人科の検査に行きました。
一番の心配は子宮周りのガンなどです。
キセガワ病院で手配してもらった車椅子付きの介護タクシーに乗せてゆきました。
車椅子も持ってきてくれて運転手さんが病室からタクシーまで運んでくれます。
今はこうしたサービスがたくさんあってありがたいですね。
母にとっては入院以来初めての外出で
看護婦さんが「楽しんでいらっしゃい。お天気が良いから富士山も見えるよ。」と送り出してくださいました。
市立病院の受付ホールから富士山がよく見えました。
市立病院は混んで待たされると思っていましたが割りと空いていてあまり待たずに検査をしてもらいました。
婦人科的には問題無いとの事で、ひと安心したのですが・・。
後で考えたら「じゃあ、出血は何なのかしら?」
せっかくの総合病院だから「泌尿器科とか内科に紹介するからそちらで見てもらったら?」とか言ってくれても良かったんじゃないかい?
帰ってきてキセガワ病院で話したところ「それでは水分の調整など気を付けてもう少し様子を観ましょう。出血が続くなら他の科の診察も相談しましょう。」と言ってもらいましたが、市立病院の対応は?の付くところです。
けっして悪いわけではありませんが、もう少しおせっかいなアドヴァイスがあってもいいんじゃないかしらね。
住宅建築の仕事でも同じことが言えるのでしょうね。
もっと、おせっかいを焼けるように心がけましょう。