芹澤 覚|会長 2015.02.03
今回は久しぶりに仕事以外の話です。
常務の車はホンダのフィットです。
2年前に交換したので、テレビで宣伝している最新型の36Km/Lの低燃費車ではありません。
しかし、一応ハイブリッドです。
一応といったのは「なんちゃってハイブリッド」だからです。
購入時に省エネを意識して「ハイブリッド」にしたいとディーラーの営業さんに話したら
あまり食いついてこなかったのですよね。
あの野郎、承知してたんだなァ。
本当に走りません。
ほとんど市内程度で、たまに遠くに走っても御殿場、修善寺、伊東程度です。
トータルの燃費は13Km/Lです。
これ、車の表示に出ます。
遠くに走った時に、その時だけの燃費も計測しましたが何度、計っても20Km/Lは超えません。
お客様のトヨタ関係の方に話をしたら鼻で笑われました。
それは我慢するとしても、これからが本題です。
このクルマ、本当にダメです。
まず、乗ってエンジンをかけて発進するのにアクセルがつながるのに30秒かかります。
私はせっかちですからエンジンの廻る音がしたらすぐにギアを入れて動きたい人です。
ところがアクセル踏んでも反応しないのです。
踏みっぱなしで居ると30秒位して急に動きます。
こわいから今では一度、踏んでから戻して一拍置いてからソット踏み込みます。
やっと動いてくれます。
次は坂道です。
上り坂で信号や渋滞で止まった場合は、Dレンジのままフットブレーキを踏んで待ち
前が動いたらブレーキはずしてアクセルを踏むのが普通でしょう?
私はこのフィットの場合は必ず坂道発進時にはフットブレーキを外す前にブレーキレバーを引いて
それからアクセルを踏みながらブレーキレバーを戻しながら発信します。
フィットは普通にフットブレーキからアクセルに右足を移動するわずかの間にクルマがずるっとバックするのです。
気持ち悪いったらありゃしない。
他社のクルマはたとえ軽でもそんなクルマにあったことは無い。
私だけの感覚かと思っていたら、先日、業者さんでホンダの「エアーウエィブ」という9年めくらいになるワゴンに乗せてもらった時に、私の話をしたところ業者さんも「エアーウエィブ」も全く同じだというのです。
ということで、大きな声で今回、言ってしまいました。
ホンダさんクルマの考え方、間違ってますよ。
最新のホンダ車種が同じなのかわわかりませんが反省して、改良してください。
私も昔はシティやシビックを嬉しがって乗っていたのに
今では絶対、ホンダは選択外です。
なんの魅力もありません。
ついでに、フィットに付いているバックモニターのダメです。
暗いし、サイドラインを示すガイドのコーンのマークもラインが判断しにくいし
サイドのマークとバック側の停止線のラインがどうも直角ではないようです。
暗さは最悪です。
雨が触ればモニターのレンズに雨滴がかかって暗さと相まって全く使い物にならない。
昔のホンダはそんなところまでこだわったはずなのに、やる気があるのか?
と、ここまで書いて気になったのでインターネットで「坂道発進時の問題」で検索したら
いっぱい出てきました。
やっぱり、ホンダは普通にダメなんですね。
これだけ言われているのに「何も手を打っていないホンダ」はダメです。
他社のクルマでは私の経験する限り一度もありません。