芹澤 覚|会長 2014.10.21
10月20日は沼津の本田町K邸の外壁構造用合板検査でした。
現場に着くとお施主様のお母さんがお友達を連れて工事を見ているところでした。
「しょっちゅうお友達を連れて見に来るのよ。」と嬉しそうでした。
合板検査に来たこと、この検査がどんな検査なのかから始まって構造のコダワリ、K邸にも使う制振装置のミライエ、アイシネンといろいろと説明させていただきました。
話し始めると止まらないのでお母様にはご迷惑だったでしょうか?
お母様たちがお帰りになったところで、いよいよ検査です。
まずは現場の「環境整備」から・・・
看板OK、カタログボックスOK、材木のシート養生はバリケードで重石だけではダメです。
シッカリとロープで縛りましょう。
シート看板は縛り方が甘いなあ。
もっとピシっと張ってください。
安全ボックスOK(ただし、ゴミボックスに当って全開しません。全開出来る前移動してください。)
トイレ、トイレの水もOKです。
水栓はOKですがホースの口が壊れています。
交換してください。
いよいよ足場を上がって外壁検査ですが
その前に屋根やバルコニーの防水の様子を写真にしました。
シート防水はバルコニー腰壁を乗り越して外までかぶせてあります。ここまでやる会社はありません。
写真の様に釘の浮きや連続してのメリコミが6ヶ所ありました。
2ミリ以上のメリコミはアウトですが
ワタシ的には1ミリ程度のメリコミでも連続している場合は打ち増し指示を出しています。
チョークで印をしました。
内部に廻って間柱からの釘の飛び出し検査では1階で1ヶ所釘が出ていました。
タルキの釘飛び出しは見つかりませんでした。
今日は後藤電気さんが配線と「せせらぎ」のパイプ取付工事と
サッシ屋さんがガラス障子のはめ込みでした。
最後に今日は大工さんが空きでいませんでしたが片付けがいまいちです。
あちこちに道具や材料をバラバラにしておかないで一箇所にまとめましょう。
だいたいはOKなんだけれど、折れ釘が残っているなどまだまだ甘い。
「日本一キレイな現場にしよう」を目標にするのだからもっと徹底しよう。
現場を上がるときは徹底して掃除片付けをしよう。