芹澤 覚|会長 2014.09.11
9月6日に大井松田の「大雄山最乗寺道了尊」にお参りに行ってきました。
ここは曹洞宗の修行寺ですが、開山の時に天狗が助けたとか、今も天狗の加護があるとか
ということで、結構、賑わっています。
私の父が50年来、新年に通っていました。
そして、祈祷殿に上がって「特別祈祷」をしてもらって御札を持って帰っていました。
父は2月の節分の前後には「成田山」にも通っていて
参拝後に「うなぎ」をビール付で昼食にするのが楽しみでした。
ときどき、気の向いた時についていったことは有ったのですが
父の体が不自由になってからは、父の代わりに通い始めたのですが
こういったことは「止めて景気が悪くなったら?」と思うと止められなくなるものですね。
でも、イクツも通うのも何だということで
3年ほど前に、「成田山」を取って「道了尊」はやめてしまいました。
今年は8%増税で昨年が好調だったのが
その反動で日本全国の住宅業界は軒並み絶不調です。
ハウスメーカーやパワービルダー等の中には5割減というところもあるそうです。
芹工務店もご多分に漏れず2割ほど少なくて
「道了尊」にでも行って神頼みをしてこようと、勝手なお願いに行ってきました。
そこで、今回は写真で「道了尊」のガイドです。
まずは、特別祈祷を受け付ける社務所から
広場から社務所方向を見た写真です。
右側が参道を上がってきて広場に出る山門です。
車で上がってくると、写真の正面の社務所の左奥から広場に出てきます。
前の写真の手前に写っている焼香台を左に上って本殿になります。
本殿すぎて禊の水場を通って、右に鐘楼を見ながら納札場に上がってゆきます。
鐘楼は新年の時には自由に鐘を突かせてもらえます。
左の写真は上の鐘楼の写真の正面の階段を上がったところの写真です。
中央の柵をしてあるところはオケラの貫主とか偉い人が特別なときに渡るようにしか使われないそうです。
左の写真の正面の山門を過ぎると広場に出ます。
広場の左手を階段を上がったところが特別祈祷をしてもらうところです。
右の写真の階段の上です。
写真の手前側に古い御札を収める納札場があります。
祈祷殿では10人位のお坊さんが20分ほどいくつかのお経を読み上げて「特別祈祷」をしてくださいます。
生憎と祈祷殿の中は撮影禁止です。
祈祷殿の奥の広場には奉納された大きな「天狗の下駄」や「天狗のうちわ」が並べてあります。
奥さんと私で記念撮影です。
母が「いつもこの鼻にさわってお願いしていた。」と奥さんもさすっていました。
帰ったら病院の母に写真を見せました。
なんだか、少し目が潤んでいるように見えました。
広場の奥に、奥社に上がる階段があります。
奥社への杉並木です。
左の写真は祈祷殿の前から奥社へ行く方向を撮った写真です。
右の写真は奥社への階段の下から祈祷殿を振り返ったところです。
いよいよ、奥社に上がる階段です。
全部で300段以上あります。
途中までは50~60段の階段が3つくらいに別れてありますが
最後は200段以上の真っ直ぐな階段です。
ここはシンドイ。
奥社はホントにこじんまりとしています。
帰りも階段を下ります。
コレとはべつに脇から山道を曲がりくねって下る道もあります。
上ってきた道を帰って社務所から駐車場への道に「萩」が咲いていました。
しみじみ、秋を感じました。
萩はいかにも秋らしさを感じさせてくれますね。
私は秋の花の中では「萩」が一番好きです。
桔梗、すすき、秋桜・・秋らしさを演出してくれる花はいくつかありますが
私にとっては「萩」が一番ですね。