株式会社芹工務店
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スタッフブログ

芹澤 覚|会長 2014.09.05

「思いやる心」と「感謝の言葉」

今朝のTVの話題から・・。

 

飛行機のシートを倒す、倒さないで喧嘩になって

飛行機が目的地の前の途中の飛行場へ緊急着陸して、喧嘩した当人たちを下ろすということがあるそうです。

 

飛行の安全を確保するためにはそうした処置を取る権利が機長にはあるそうです。

 

TVの解説ではどうやらシートを倒す側に分があるような話しぶりでした。

リクライニングの機能がある以上、そうした権利があるようなのですが

それなら、後ろの席の人も自分の座席空間を確保する権利が合ってもいいんじゃないのかなあ。

 

座席の裏に次の席の人用に簡易テーブルも付いているのだから

リクライニングは全面的に前の席の人の権利ばかりではないと思うんですよね。

 

アメリカでは、その簡易テーブルの根元に挟んでリクライニングできないようにする小さな器具が市販されているそうです。

 

その器具を外せ、外さないでトラブルにもなるそうです。

 

その器具の使用説明書の最後には

「機長から外せと指示されたらおとなしく従いましょう。

でも、この器具をつかう人が増えたら航空会社は座席をほんの少し広げてくれるかもしれません。」

と書いてあるそうです。

イイ~ネッ!

 

私も新幹線の座席で経験したのですが

簡易テーブルに缶ビールとお弁当を載せていた前のシートが、

突然、勢い良く倒れて、載せてあったものが落ちたことがありました。

 

以前にもブログに書きましたが「思いやる心」が大事だと思います。

 

一言、

「すみません。シートを倒させてください。」

と声をかければ問題は解決すると思います。

 

ヤンキーや中国人は解りませんが、日本人なら「いやだ。」というやつはいないでしょう。

 

電車やバス、エレベーターの乗り降りでも

乗る人は降りる人が全部降りてから乗る。

降りる人の進路を塞がないのはマナーであるし「思いやる心」だと思います。

 

電車の中のベビーカーも、ベビーカーを持ち込むお母さんは周囲にメイワクをかけていることを自覚して「感謝の言葉」を伝えるべきでしょうし、周囲の人も寛容の気持ちで協力することが紳士、淑女の当然の姿勢だと思いますよ。

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