芹澤 覚|会長 2014.09.01
前回の続きです。
さて、いよいよ中に入って間柱の釘チェックです。
1階と2階に1箇所づつ、飛び出しを見つけてしまいました。
作業中の山田大工さんがすぐに抜き出して打ちなおしてくれました。
不良箇所は無いにこしたことはないのですが、その為の検査ですから
見つけて補修できてよかったということです。
屋根の下地板からのタルキ釘のはみ出しはありませんでした。
ついでに、今現場の作業風景、片付け具合などの写真を見てください。
山田大工さんが外壁の小屋部分の合板下地の間柱を取り付けているところです。
こちらは後藤電気の鈴木さんが、床下に配管する換気扇のフレキパイプの加工作業の写真です。
ついでに、後藤電気の天井裏電気配線の様子も写真に取りました。
ビニール被覆の番線を曲げてフックのようにしてそこに電線を釣ってゆきます。
釘や既成品の固定金具などで止めると電線を圧迫する可能性があります。
後藤電気の方法なら圧迫しないので加熱や長い間の電線の劣化にも影響が少ないのではないでしょうか。
多めの配線になるところはフックが二段になっています。
このフックは夜業で後藤さんが作るのだそうです。
他の電気屋さんはこんなことやっていませんよ。
ベニヤで作った集中コンセントプレートです。
ここにコンプレッサーや電ノコ、その他の電気工具のコンセントを差し込みます。
加熱の心配がありますが、使う人間が一人なのでつないであっても同時に使うことが無いので大丈夫です。
大工さんはいちいち抜き差ししなくて楽なわけです。
みなさん色々と工夫しているでしょ。
作業台も1階と2階に作ってあります。
左が2階、右が1階です。
周りは常に片付けてあります。
1階は作業中なので散らかっていますね。
最後にこの現場にも制振装置のミライエを付けました。