リフォーム日記 2014.08.19
1995年に芹工務店が新築を手がけた築19年の木造3階建の建物が
今年の2月の大雪で、3階の軒先の雨樋が曲がったり1階浴室の目隠し塀のガラス屋根が壊れたりしました。
木製の格子は長年、風雨に晒されてカナリ傷んでいます。
右写真の下の方にガラスの割れた様子が見えます。
外壁は20年近くメンテナンスをしてないのでカナリ汚れています。
軒樋は3階の上ですから修繕するには足場が必要です。
幸い、火災保険のオプションで足場を含む雨軒樋の修繕工事費用が保険で支払われる事がわかました。
どうせ足場を掛けるなら軒樋修繕のついでに、長い間懸案だった板金屋根の塗替えや外壁のサイディング洗浄、目地コーキングやり替えもやることになりました。
写真でわかるように屋根は急勾配ですから外壁足場だけでなく屋根足場も必要です。
屋根足場とは屋根上の作業をするのに滑らないように
屋根の上に30センチくらい浮かせて単管を組んで
その足場の上から屋根瓦を伏せたり、ぺんきを塗ったりするためのものです。
隣家が迫っていますので養生のシートもシッカリと張り巡らしました。
足場板も通常の半分幅です。
狭いでしょ。
足場組の作業でも体がやっと入るくらいなので足場屋さんが泣いていました。
屋根とサイディング外壁は高圧水(バイオ)洗浄を行いました。
外壁は中空のラムダサイディングの素板仕様で元々塗装はしてありませんが今回のバイオ洗浄でかなりきれいになりました。
しかし、外壁はところどころ塗装が剥げたところもありましたから
部分的には外壁の塗装も行いました。
左の所々に白くなっているのが塗装の剥げたところです。
長い年月に日射熱などで塗膜のしたの水分が膨れたり、接着の弱いところが剥がれてくるのです。
右の写真は塗装後です。
どうですか、キレイになるでしょ。
もう一箇所の見てみましょう。
こちらの写真も剥げたところだけでなく汚れや塗装の劣化でムラのできているところが綺麗になりました。
明日は外壁のサイデイングの目地コーキングなどの作業を見ていただきます。