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芹澤 覚|会長 2014.07.08

快適シリーズ 5  熱の放出と吸収2

ではなぜ家の中の温度をコントロールしなければならないのでしょうか?

 

そもそも、人間の体感温度というのは周囲の空気の温度だけで決まるのではないそうです。

 

熱はエネルギーの移動形態の一つです。

物体間で仕事を通じて移動する以外のエネルギーの移動形態をといいます。

熱の移動の形態は3種類です。

対流輻射です。

 

人間も周囲を包んでくれる部屋の空気から伝導あるいは対流で、そして周りの壁・天井から輻射という形で熱を感じてトータルで熱いとか寒いとかを感じるのだそうです。

 

つまり、部屋の中の空気の温度だけでなく、床、壁、天井の温度も大事になるのです。

 

いかに、部屋の空気の温度を上げても、床や壁や天井が外気温度で冷たかったり暑かったりすると、エアコンの効きが悪いと感じドンドン、エアコンの設定温度を下げるという悪循環になるのです。

 

断熱効果の高い高断熱・高気密の家では床・壁・天井の温度は外気温による影響が少なくなり、室内の状況に左右される様になるわけです。

高断熱・高気密の家はエアコンの効率が高いので、少ないエネルギーで室内の空気を快適な温度環境にすることが出来る様になるわけです。

 

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