清水 優子|総務部 2014.06.27
こんにちは、工事部アシスタント清水です
先日、部長が毎年お伺いする点検訪問に、常務と同行してきました
お伺いしたK様宅は築6年を迎え、シロアリ防蟻保証が切れていたので、今回は伊豆環境サービスさんによるシロアリ点検も行わせていただきました!
いつもの定期点検と、シロアリ点検を並行してチェックしていきます。
部長がトイレの排水をチェックしているところです。
水周り(キッチン・トイレ・浴室・洗面など)は実際水を流してみて、給排水の異常がないかチェックします。
伊豆環境さんによる柱や木部の食害チェックです。
ハンマーでたたいて音を確認します。食害がある場合は音が違うそうです!
家の外回りだけでなく、家の中の柱や壁も同様にたたいてチェックしていました
外回りのチェックは他にも、庭や玄関先に置かれている鉢植えや花壇も見ていきます。
異常がないかと思われた外回りに、シロアリによる食害の跡が発見されました
羽蟻自体はいなかったものの、花壇を囲っていた廃材に痕跡が!
白くなった部分は、幼虫が食い荒らした跡だそうです
どこのご家庭でもよくやっている、流木や枕木、廃材を使ったガーデニングですが、土に直に接している面は、シロアリにとって住み心地の良い場所となってしまうそう
そして、枕木には防腐剤が塗ってあるから安心♪と思いきや!最近ホームセンターなどで売っている枕木には、本物の枕木ではなく"枕木風"に加工した材木も多いのだそうです。
さらに、いくら防腐剤が塗布してあっても、外に置かれ、風雨にさらされる環境だと、防腐効果も消えてしまうのだそうです。
そして私が一番驚いたことは、シロアリ自体は土の中ならどこにでもいるという事!
皆さん、ご存知でしたか??
と、いうことは、薬剤が効いていない場所はいつシロアリ被害があってもおかしくないということなんですね!
さて、点検はつづき・・・
伊豆環境さんが床下にもぐって異常がないかのチェックです!
暗くて狭い床下をすみずみまでチェックします。
築6年なので、東日本大震災より前に建てられたK様邸。床下に走っている配管のつなぎ目も地震による異常がないか、調べます。
今回のシロアリ点検では、ガーデニングの廃材に食害はありましたが、建物自体の異常はありませんでしたホッ
ただ、床下にクモの巣が多数あり、綿菓子のように巻き取れるほどだったそう
クモ自体は、害虫を食べてくれるおうちの守り主といった、人間にとっては益虫なんですが、虫が心地よく暮らせる条件が整っているということなのだそうです。
薬剤の効き目もなくなってきていて、いつ羽蟻が飛んできて住み着いてもおかしくないとのこと。
やはり、定期的なメンテナンスは重要なのだと再確認しました
部長の定期点検のほうは、というと、外部・内部・水周り・電気などのチェックを終え、(今回はオーナー様のご希望で、2階のチェックは省きました。)再度床下を覗いて異常がないかの確認をし、特に大きな問題もなく終了しました
点検箇所と状況、ご家庭でできるメンテナンスやお手入れ方法のアドバイスなどをオーナー様にお話し、
1時間30分ほどで巡回訪問を終えました。
素人の私にとってはとても勉強になる話が多く、収穫の多い1時間半でした!
ご協力頂きましたK様、今回は多人数での訪問を快く受け入れてくださり、ありがとうございました