株式会社芹工務店

DESIGN & CONSTRUCTION

今日は御殿場の現場に木工事完了検査に行きました。

5月９日に外壁合板検査に行った報告をこのブログにした現場です。

 

大きな建物で６０坪以上の広さがあります。

ですから、大工さんも通常より工期がかかって２ヶ月になりました。

 

 

屋根はシングル葺きです。

カラーベストのスレート薄板貼りと違って

柔らかい砂付きのルーフィングの重ね葺きです。

素材が柔らかいので屋根の感じも柔らかく感じます。

米国ではこれが一般的な屋根材です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この建物は八角の部屋があって、屋根も八角になっています。

 

 

折れ曲がりの多い屋根には、柔らかい素材のシングル葺きは適しています。

折れ曲がりの部分もシングルを重ねてあります。

 

左官屋さんが調度、外壁を塗っていました。

大きな建物なので外壁の面積も大きくて、平均的な建物の倍の面積があって

すでに１ヶ月も作業に入っているそうです。

 

 

この外壁はモルタル塗りの上にジョリパットという材料のコテ塗り模様仕上げです。

 

天気予報が昼から雨予想です。

１ミリ程度らしいのですが、外壁の左官仕上げは雨には弱いにで

監督の池田と左官の親方の堀江ちゃんが「中止するか、続けるか」

協議中です。

 

建物の中では大工工事が今日で完了ですが

すでにキッチンセットの取付に設備業者さんが工事に入っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左はキッチンセットの周りの壁の仕上げ材のキッチンパネルを貼っているところです。

左の写真は手前が大工さんで壁ボードを寸法切りしています。

大工さんの向こう側は設備機器の職人さんでキッチンフードの上を埋める壁下地の組立中です。

 

 

木工事完了検査中の池田監督とボード貼り作業中の松尾大工親方です。

 

木工事完了検査は芹工務店オリジナルの検査ですが

大工さんに作業のやり方が徹底してきたようで

この頃は、私のチェックポイントはほとんど合格です。

 

 

写真で見るように現場内もキレイに片付いています。

業者さんありがとうございます。