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芹澤 覚|会長 2014.05.27

裁判の専門委員

今日は裁判所の「専門委員」として静岡地方裁判所の富士支部へ行ってきました。

 

「専門委員」とは

『民事上の紛争が発生し、裁判所は事件を処理するために医療・建築のような専門的な知識や経験が必要な場合、その分野の専門家から適宜,専門的な事項について説明をしてもらうことが有効です。

そこで,平成16年4月から導入されたのが「専門委員制度」です。トピックス

委員は,言わば裁判所のアドバイザーとして訴訟に関与し,

専門的な知識や経験に基づく説明等をして,裁判官の知識や経験を補います。

例えば,医療に関する訴訟では,カルテやレントゲン,医学上の文献等の専門的な証拠について内容を分かりやすく説明をしてもらうことにより,裁判官は事案をより正確に理解することができ,適正かつ迅速な審理及び判断を行うことができるようになります。

と言った仕事で

特別職の国家公務員として日当が出ます。

 

3年ほど前に先輩の建築士の方から紹介されて「専門委員」に成ったのですが

なんの依頼もなかったのが

今年になって立て続けに依頼があり

今は富士支部と沼津支部の裁判に立ち会っています。

どちらも月一のペースで、すでに二回づつ出ています。

今日は富士支部の3回めでした。

 

せっかくですから、ドンナものかチョット様子をお話しましょう。

民事の裁判はとても簡単で

ある意味調停よりも簡素なような感じです。

 

裁判官と事務官と原告、被告の双方の代理人である弁護士と

私のような専門委員が必要な場合に出席します。

原告、被告の当事者は出ません。

 

だいたい原告の地元で裁判は行われるようですが

その場合、被告が遠方ですと電話を使った裁判になります。

 

今回も被告側が東京なのでマイク、スピーカーのついた電話がテーブルの真ん中に置かれて、前回の確認と、今回に向けて要望された資料の確認、

新たな提出資料の申請があって

「それでは、次回は来月の何日で・・。」

でおしまいです。

その間、10~15分です。

 

次回までの間に資料が提出されて、それを読んで次回に出席というわけです。

 

コレでは裁判とは時間のかかるのも当然だと感じた次第です。

でも、こうした紛争の場合には、手順と時間は必要なことなのでしょうね。

 

 

ということで、今日は裁判の時間が11時30分からだったので

田中おすすめの富士のラーメン屋さんで昼食にしました。

 

「蔵出し味噌麺場・千代商店」

場所は富士市加島で、富士駅をにしにチョット過ぎた旧国一沿いです。

 

名前の通り、ミソラーメンばかりです。

美味しいですが、私の好きな「まるい」はミソラーメンが隠れ一番でして

スープのコク、まろやかさ、チャーシューの柔らかさは

やっぱい「まるい」だなあ。

 

IMG_2581.JPG IMG_2580.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、味噌が売りらしく

シッカリと味噌風味を押し出したラーメンです。

店内はパートのおばちゃんばかりで切り盛りしていました。

ラーメンの出てくるスピードはハンパないです。

3分で出てきました。

 

以上。

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