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芹澤 覚|会長 2014.02.10

これからの大学 続き

そもそも大学の発祥は

中世のヨーロッパで学生たちの互助組織から始まったものです。

 

講義や討論を通じて自由な精神を持つ特権的知識層を養成する場所だった。

現在もヨーロッパ、特に英国のオックスフォードやケンブリッジのカレッジでは

教員と学生が共に暮らし学ぶ形が続いている。

教員1人に学生が2,3人が向き合う形で行われる究極の個別指導(チュートリアル)だ。

 

毎週数冊の課題図書が出され、学生をそれを読み込んで小論文を出す。

その小論文をもとに週1回、1時間ほど教師の研究室で対話しながらテーマを掘り下げてゆく。とても濃い時間だと思う。

そして、オックスフォードやケンブリッジの平均中退率は1%しか無い。

英国の大学全体の中退率も6.3%程度だそうです。

日本では二桁の中退率だと思います。

 

このような個別指導の授業は日本の大学ではとてもやれない形態だと思います。

オックスフォードでも、政府が認める学費の上限の倍ぐらい費用がかかるそうですが

その差額は多くの卒業生の寄付で賄われるそうです。

 

すごい歴史ですね。

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