芹澤 覚|会長 2014.01.27
今日も「大学」の続きです。
今までの大学は
閉じられた場所で少人数に教育が行われていたのですが
場所などお構いなし
どこでもいつでも
パソコンを開けば授業が受けられるのです。
それも無料で。
高価な授業をなぜ無料で開放するのか?
受講生を世界中から集めて受講生の一人ひとりの学習履歴が解る
ビッグデータが回収できるからです。
その目的は2つ。
効果的な教育方法の研究です。
成績の良い人、いわば「天才の学び方」を統計的に研究が出来るのです。
教材の改善にも役立てます。
もう一つはビジネス。
世界中の受講生の関心分野と成績を把握し、
提携先企業に有料でデータを提供する。
その情報を元に「人材紹介」(ヘッドハンティング)のビジネスが展開出来るらしいのです。
現実に米国ではムークの講座を受講して
宿題提出していた人に
ある日突然、転職の紹介打診があって
大手企業への転職が叶った人が何人もあるそうです。
スゲーッこと考える人がいるもんですね。
やはりイノベーションですね。
ものの見方を変える。
視点を変える。
考える方向を変える。
そこから、とんでもないものが見えてくる。
常に脳みそを柔らかくしておかないとダメね。