芹澤 覚|会長 2013.11.11
相変わらず新聞ネタです。
今回は何回かに分けてお話します。
第一回
そもそものコメの歴史から・・・。
人間がコメの栽培を始めたのは五千年から一万年前だそうです。
場所は中国の雲南省が通説だそうですが、近年は長江下流域という説がが有力だそうです。
日本には縄文時代に後期に伝わり、弥生中期には本州最北部でも栽培されていたようです。
長い間、日本ではコメが主食と言われてきましたし、中世から江戸時代まではコメが貨幣の基準となる石高制度でした。
しかし、江戸時代には何度も大飢饉があり、一般庶民が白米を腹いっぱい食べられるようになったのは第二次大戦後になってからでした。
でも、日本では国民所得が上昇して、色々な食材が自由に手に入る用になってコメ離れが始まり、コメは必需品からブランド商品に変わってゆきました。
現在の世界的なコメ事情はアフリカや東南アジアでコメの消費が増加しています。
以前はコメが高価で食べられなかった国々が国民所得の上昇でコメが主食となってきたからです。
と、本日はここまで・・、次回はそのへんの事情をお話しましょう。