芹澤 覚|会長 2013.07.02
外装検査の第3弾です。
貫通穴周りです。
外壁にはイロイロな貫通穴があります。
大きな穴は計画換気用の吸気穴、換気扇からの排気穴、キッチン換気扇の排気穴、
小さな穴はエアコンの配管穴、電気の配線穴、ボイラーからの給水、給湯穴など・・。
漏水止めには平らな部分より、隅部とかサッシ周り、軒天取合い、
そして貫通穴は一番大事なチェックポイントです。
当社では、今までは貫通穴周りには丸面や隅部などに対応するのに有効と考えて
伸縮テープを採用していましたが、伸びるということは縮むということで
防水シートを引っ張ってしまい、よじれやネジレが出てしまう結果となったので
大きな穴は樹脂製のフレキシブルな開口カバーを採用、
小さな穴は粘着性の高い両面防水テープで写真のように下から順に上に重ねて
一番上側を最後にかぶせて貼ります。
水は上から下に流れるので、その水を受けないように貼ります。
貼り方の順番まで決めてあるのです。
<小さい貫通穴は両面防水テープで下のテープから順に上のテープを重ねて張る>
<伸縮テープは引っ張りが強くて防水紙がよじれる>
<大きな貫通穴は樹脂製のカバーを付ける>