芹澤 覚|会長 2013.06.26
外装検査の続きです。
サッシ周りを見ましょう。
サッシの下には厚めの樹脂製シートを敷きこみます。
シートの内側にはウレタンの水返しが付いています。
そのシートは外壁に20センチほど垂れ下げます。
サッシの両脇と天は両面接着の防水テープをサッシのツバに重ねます。
その上に透湿防水シートを貼ります。
気をつけるのは防水テープも透湿防水シートも地面に近い下側から施工して高いほうを上に重ねます。
上から流れる水を呼び込まないように張るのが原則です。
バルコニーの防水シートもサッシの下に差し込みます。
では、良い例、悪い例を写真で見てみましょう。
<サッシの下に防水シートを差しこむ(防水シートの内側には黒い水返しが付いている)>
<サッシ脇の防水紙下端不足>
サッシ脇の透湿防水シートはついつい下側の防水テープを完全にカバーしないで長さが不足しがちです。
ソコが監督のチェックポイントです。