株式会社芹工務店
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スタッフブログ

リフォーム日記 2017.12.20

外壁の付柱補修

月曜日(18日)は下田までドライブでした。

快晴で下田は暖かくドライブ日よりでしたが仕事です。

築10年のお宅は付柱や付梁がついてなかなか格好よいのですが

下田・須崎の丘の上で一年中、日射と風が強くて

南面の壁の付柱と付梁はカッサカッサです。

10年ですでに3回も付柱付梁の塗り直しをしています。

2年に1回のペースです。

普通の倍です。

外部に使う材木は乾燥やなじみの具合から平均的に新築時から1~2年で

塗り直しがよいのです。

その後は4、5年くらいの感覚で塗り直しをすれば材木事態は長持ちします。

塗装はあくまで保護材です。

下地の本体を守るためのものですからマメに塗り替えるのがよいのです。

 

この家の場合は潮風がきつくて塗装の劣化が早いようです。

オーナー様から相談を受けて

サイディングで囲ってしまおうか?

板金で囲おうか?

などの安を検討していた最中に

面白そうな塗装材を見つけました。

キシラデコール・コンゾラン

屋外木部用(水性・造膜タイプ)

高耐久性木材保護塗料

文化財や牧場の柵などの塗装に使って実績があるらしいのです。

 

そこで塗料の小缶1個分でできる面積を試しに塗ってみることにしました。

新しい塗装は浸透性なので既存の塗装をサンドペーパーで落として浸みこみやすくします。

写真・付柱サンディング

その上にコンゾランを4回塗りました。

木材に浸透させるとともにシッカリと塗装膜を作るためです。

 

どうですか?

良い感じでしょ。

  写真・塗装前アップ

 写真・塗装後アップ

 

これで塗装の劣化の具合を1年ほど様子を見ることにしました。

感触よさそうならば他の面もやってみようと思います。

 

潮風は結構キツイですよ。

沼津では岡の宮の上のほうでも塩害が確認されています。

遠くても海が見える場所は台風や冬の強風のときには潮風は届くようです。

 

雨に洗ってもらえないので軒天などの板金などがさびやすいようです。

対策は強風の後はホースで水をかけるのもひとつの方法です。

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