芹澤 覚|会長 2020.02.20
会長です。
昨年、築20年の1階鉄骨造ピロティの駐車場上に2階床を作って平屋住宅を乗せた家の断熱工事をしました。
サッシ改修で窓の断熱性能を上げ、デッキ裏にアイシネン吹付で床断熱性能を上げる工事でした。
写真はデッキ裏のビフォア、アフターです。
↑ アイシネン施工前
↑ アイシネン施工後
年末に担当営業がご挨拶に伺ったら、奥様がとても喜んでいて
「とても暖かくなった。このリフォームでこんなに暖かくなるなんて思わなかった。」
と言ってくれたそうです。
アイシネン吹付は納戸や比較的使わない部屋などは施工せず、半分くらいの面積の吹付でした。
寒くなって来て奥様が床の温度を測ったそうです。
アイシネン施工と施工無しの箇所では3度違ったそうです。
この家の1階駐車場上は2階スラブ下に1メートルくらいの懐の軒天があって、軒天上に100ミリのグラスウールが乗っていました。
しかし、軒天には長い換気スリットがいくつもあって外気が天井裏にガンガン入る構造でした。
デッキ裏は断熱が無くて外気に直接触れているので、2階の住宅床は冬場にはとても冷たかったと思います。
いくら部屋を暖房しても床から冷気が上がって寒かったと思います。
今回の改修で暖かさだけでなく暖房コストも減ったと思います。
でも、本当は床を全面アイシネン吹付すればもっと温かくなっただろうなあ。
もったいなかったなあ。
というのは私の感想です。