カテゴリなし 2020.10.30
C値とは
住宅における相当隙間面積のことです。
建物全体にある隙間面積(cm2)を延床面積(m2)で割った数値で、建物の気密性能の指標として用いられています。
この数値が小さいほど優れた気密性をもつ建物といえます。
C値は2009年まで次世代省エネルギー基準で、次のように規定されていましたが、現在は撤廃されております。
C値の測定は実際に建てられた建物内で、専門の気密測定試験機を使って行いますが、全ての建物で気密測定を実施している会社はごくわずかです。
芹工務店では確実な性能のために新築住宅全棟で気密測定を行っています。
UA値とは
UA値とは「外皮平均熱貫流率」のことで、「どれくらい熱量が家の外に逃げやすいのか」を表す数値です。
住宅の内部から床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値です。
つまり、熱損失の合計を外皮面積で除した値で、値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能が高いことを示します。
平成28年省エネ基準やZEH、HEAT20ではそれぞれ以下の数値基準や地域区分を用いています。
静岡県東部・伊豆エリアは5・6・7地域に属します。
芹工務店では標準仕様でHEAT20G1グレード以上の性能を確保しています。
直下率とは
2階の柱の下に1階の柱がある比率の事です。
地震がおこった場合などに、より均等に地面へ力を分散させる為にはこの比率が高くなければいけません。しかし、建築基準法では直下率に対しての決まりは設けられていないため、芹工務店では独自の基準を設け、全ての新築住宅で柱の直下率50%以上を確保しています。