アフター部の芹澤です。
今回紹介するリフォーム工事は1階が駐車場で2階が作業場になっている鉄骨2階建ての建物です。
2階作業場への材料等の荷物の揚げ下ろしリフトを取付ける工事です。
1階の駐車場のビフォア、アフターです。
(駐車場工事前)
(駐車場工事後)
2階のビフォア、アフターです。
(作業場工事前)
(作業場工事後)
工事の概要を説明します。
設置するリフトのカゴの大きさは70センチ四方で高さが1メートルくらいのものです。
荷物用で人間は乗れません。
(リフトのカゴ)
1階設置した電動モーターでチェーンを巻いてカゴを上げ下げします。
(リフトのモーター)
鉄製角パイプの柱をレールに立てて、チェーンと荷受台のカゴを結びます。
(レールとチェーン)
(チェーンとカゴ)
モーターで歯車を回して、歯車がチェーンを動かします。
レールの中を返しのチェーンが回っています。
女転写のチェーンみたいな感じですね。
工事は最初にリフト設置位置の開口部の解体を行います。
設置場所はリフトを使用しやすい場所で、なおかつ、既存の鉄骨の梁を切らないように考慮して階段横にしました。
1階の天井を剥がします。
(天井剥がし)
2階の床に穴を開けます。
(床に穴あけ)
穴あけ作業後です。
(上から)
2階床を開口するので開口部の梁間を結ぶ鉄骨ブレース(鉄棒)は切断して鉄製角パイプで補強します。
(下から)
斜めに見える鉄の丸棒はブレースです。
これを外す代わりに補強の小梁を入れます。
(小梁)
残った部分のブレースを小梁に溶接してありますね。
リフト室は柱を建てボードを張って囲います。
(荷室囲い柱)
(荷室囲いボード)
荷室の中の2階の穴の空いたところに道板を渡して脚立を立ててレールの設置です。
(荷室に脚立)
荷物の出し入れ口です。
1階は外部のためサッシドア、2階は木製ドアです。
(サッシドア)
(木製ドア)
リフトの作動時にドアが開かない様に安全装置を取付けます。
(スイッチと安全確認ランプ)
2階の仕上は部屋と同じクロス貼りにしました。
クロス下地の調整用のパテ作業中です。
(クロス貼り作業)
工事は解体から仕上げ工事まで1週間で完了しました。
住宅のリフォームとはちょっと違いますが芹工務店ではこんな事もやっています。
何かの参考にして下さい。