芹工務店ではお引渡し以降、点検訪問を実施しています。
お客様より「点検訪問はどんなことをするのですか?」とご質問がありましたので
点検方法について詳しくお知らせいたします。
点検項目は外部・内部・水廻り・電気関係に分けられます。
点検チェックリストに従って、点検年度により必要な点検項目について点検を行います。
A.外部の点検は外装全般(屋根・外壁・樋・破風・軒天・ボイラー・エアコン・土間コン)について点検を行います。
①外壁
・外壁モルタル壁のクラックの状況
・サイディング壁のコーキング切れの状況
・外壁は塗り壁の場合は表面のクラック、変色等に注目します。
・サイディングの場合はコーキングの目地切れ・変色・チョーキング等に注目します。
チョーキングとは表面の塗装が劣化して粉状になってしまうことです。
そうなると表面保護の役割を果たせませんので外壁素材が劣化してしまいます。
クラックやコーキングの目地切れは内部への浸水が心配されます。
②屋根
・屋根は下から目視で不陸・浮き・破損・汚れ等の劣化の点検を行います。
屋根材の劣化は漏水に直結します。
③サッシ・アミト・シャッター
・開口部は何箇所かピックアップして作動具合やクレセントの締まり具合等を点検します。
・玄関ドアは開け閉めして作動具合を点検します。
玄関ドア上に付いているドアクローザーが開け閉めのスピードを調節しています。
長時間の間に微妙に緩んでスピードがずれることがあります。たまに調整する必要があります。
・引違い窓を閉める金物をクレセントといいますが、これも開け閉めを繰り返すうちに
緩んでくることがあります。窓のガタツキに影響します。時々調整する必要があります。
④バルコニー
・バルコニーの点検は直接雨漏りに関係する箇所です。
目視によるドレン廻りの状況と保護モルタルの割れについては全体的に点検を行います。
・玄関タイル土間コンクリは目視で割れ等がないか点検します。
・基礎廻りは目視でコンクリ基礎の割れや水切りの変形・破損の点検を行います。
・雨樋は軒樋、竪樋共、目視により樋のずれやたわみの有無について点検を行います。
・破風板、付梁、付柱、木製ウッドデッキ等は目視により塗装の状況を点検します。
塗装の注意点は外壁と同じです。
⑤ボイラー・エアコン
・機器のサビ、配管、配線等の点検を行います。
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