株式会社芹工務店
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スタッフブログ

リフォーム日記 2018.01.30

10年目点検#アイシネンで暖かい

先週は10年点検のお宅訪問でした。 10年は長期保証の期限です。 シロアリの5年ごとの期限でもありますから シロアリ業者も同行して床下を見てもらいます。 アイシネンの高気密・高断熱住宅の効果を検証するのも目的です。 室外・室内・床下の温度、湿度と床下の材木の含水率も測ります。 温度、湿度の計測に新兵器を見つけました。    写真・新兵器 温度、湿度の両方が2箇所同時に計れます。 1メートルのコードの先に温度と湿度が計測できるセンサーが付いています。 画面のIN表示が計器本体の温湿度で OUT表示がセンサーの温湿度です。 いいでしょ。 床下点検口のそばにおいて室内と床下が同時に計れます。 窓際で室内と室外が同時に計れます。       写真・室内 玄関ホールにある収納の床につけた点検口で測った室内温度です。 あさの内はエアコンをつけていたそうですが 10時過ぎにはエアコンは切れていました。    写真・床下 芹工の建物は断熱材に現場発泡のアイシネンや樹脂製のペアガラスサッシなどで 「冬は暖かく、夏は涼しく」をもくろんだ建物です。 床下は基礎外周にアイシネンを吹き付けて外気が入らないようになっています。    写真・室外 これは室外の温湿度です。 家の北側の樹脂製の道具ボックスの上に乗せました。 地面から1メートルくらいの高さで 日照に影響されない場所です。 今日は寒くて1度台です。    写真・床下1 一般的な住宅は床下に湿気がたまらないように 基礎に通気口を何箇所もつけて 年間を通して風が通るような構造です。 風でスカスカに鳴るようにしているのですが 芹工務店では積極的に外気をシャットアウトすることで 梅雨時や夏場の湿度の高い空気を入れずに、床下が室内と同じ環境になるようにしています。 床下の空気は24時間換気システムで排気して室内の空気が床下に廻るような構造にしてあるのです。 本日のお宅では外気に近い玄関ホールで温湿度を測っていますから 室内温度は13度と低めですが床下は15度以上でリビングに近い温度です。 湿度も50%の理想的な湿度です。    写真・床下2 床下の写真です。 基礎や土間コンは乾燥した白い色ですし木部も明るい色です。 湿度の高い状態の床下では基礎や土間コンは湿気を吸って黒っぽく土台や床合板もカビが生えたりしています。 しかし、この写真はキレイでしょ。 芹工が狙いとしている環境がこれで実証されていることになります。 芹工務店は オーナー様が望む 「快適な住まい」作りを実践しアフターでそれを検証しているのです。 この点検でお客様に「快適な住まい」を納得いただくのです。

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