芹澤 素臣|社長 2021.07.19
芹澤です。
5月にお伝えしたウッドショックに関する続報です。
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ウッドショックの引き金となったアメリカの住宅バブルも、今年の6月で住宅ローンに
関する金融緩和策が終了したため、新築需要が落ち着いてくるのではと言われております。
またアメリカの木材先物価格は6月に入り相場観が落ち着いて来たことで
希望がわずかに見えてきたとも言われております。
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とは言っても日本国内では、この先の木材供給量や価格について正確な情報は出ておりません。
当社の動向としては、10年以上密にお付き合いのあるプレカット業者さんによるご厚意により
材料を確保してくださることで、お客様へご迷惑をおかけすること無く工事を進めることが
出来ております。本当にプレカット業者さんへは感謝です。
前回のBLOGでも書きましたが、これを機会に改めて芹工務店としては、以下を励行することで
木材をはじめとする材料過多を抑止するよう努めてまいります。
①直下率最低50%以上確保
直下率は不足していると、2階の柱を受ける横架材が大きくなることでコストアップにもつながる他
構造と耐震性の低下を招きます。
芹工務店では適切な柱の直下率を確保することで、むやみな梁等の横架材サイズアップを防ぎます。
②シンプルな住まいの提供
むやみに凹凸のある住まいは、同じ坪数であっても成型の住まいに比べて材料も多くなります。
これによりコストアップはもちろんのこと、複雑な形状の住まいは外皮が大きくなることで
外壁の修繕費をはじめとする将来的なメンテナンスコストへも影響します。
またそれに伴い断熱性能の低下も招きます。
芹工務店では常にシンプルな住まいを提供することをお約束いたします。」
今後も動向を注意深くにらみながら皆さまへ続報をお伝えしていきます。