株式会社芹工務店
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スタッフブログ

佐藤 直希|工事部 2016.07.06

上棟

現場担当の佐藤です。
先日、伊豆市O様邸の上棟がありました。
O様上棟おめでとうございます。
また大工さんも含めたご祝儀のお心遣いありがとうございます。

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当社が数年前から標準仕様にししている、木造軸組み工法の接合部分をドリフトピンと呼ばれるピンを差し込んで接合する、
金物工法(別名 ナットレス工法)の説明を少ししたいと思います。
当社がこの工法を取り入れた理由が2つあります。

1、柱と梁を接合する部分がその柱に対して梁が2方向、3方向から接合されてくると、
従来の在来工法ですと柱のほぞの開口が大きい分断面欠損が大きくなり、
柱と梁の接合が緩むと柱が折れる可能性が高くなるため、柱への断面欠損の少ない事。

2、接合部分が従来の在来工法は羽子板ボルトをナットで締め付けて柱と梁を接合しますが、
建物の揺れに対して経年で緩む可能性があり、緩む可能性のないドリフトピンを差し込んで接合される事。

木造軸組み工法で金物工法を採用している割合は3割程度とまだまだ少ないのが現状です。

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