株式会社芹工務店
DESIGN & CONSTRUCTION
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スタッフブログ

芹澤 素臣|社長 2021.12.04

ウッドショックその後

寒くなってきましたね。今朝からヒートテックを履きはじめた芹澤です。

 

近況はさておき、ウッドショックに関する近況です。

ウッドショックに関する以前のブログについては以下参照ください。

「ウッドショックについて考えてみる」

「ウッドショック続報」

「ウッドショック続々報」

依然日本国内の木材高騰は続いているのが実情です。

当社の価格についてですが、前回ブログでお伝えした10月時点からは微増です。

恐らく供給量が少しずつ回復傾向にあることが微増に納まっている要因かと思われます。

近隣でも木材納入遅延に伴いストップしていた現場が再開し始めました。

またこちらについても前回のブログでお伝えしましたが、現在お見積りの有効期限設けております。

詳細については担当にご確認いただけたらと存じます。

 

今年はウッドショックから始まった建築業界でしたが、昨今は様々な商材が

品薄若しくは欠品状態です。

 

「トイレ、エコキュートをはじめとする設備機器」

平時では通常納期1週間程度でしたが、3か月に伸びております。

物によってはそれ以上のケースもあります。

生産工場のある東南アジアでコロナ蔓延に伴うロックダウンにより

製造が遅れていることが要因と言われおります。

ここでもコロナの影響が色濃くでております。

 

「YKKAPの樹脂サッシ」

こちらも平時では通常納期3週間程度でしたが、2か月に伸びております。

在宅時間が延びたことでYOUTUBEの登録者数や視聴数が増えてることにより

住まいづくりを検討する消費者の多くがYOUTUBEで情報収集を行っているそうです。

これに伴い建築系YOUTUBERやインフルエンサーの出現により省エネ住宅の

重要性が発信されたことで、樹脂サッシの需要増加が要因と言われております。

 

当社の対策としては「早期発注」を励行してまいります。

現在お打ち合わせ中のお客様へもご迷惑おかけいたしますが、早期発注のため

円滑な仕様決めにご協力いただけたらと存じます。

 

またウッドショック対策については繰り返しとなりますが、

芹工務店として以下を励行することで木材をはじめとする材料過多を抑止するよう努めてまいります。

 

①直下率最低50%以上確保

直下率は不足していると、2階の柱を受ける横架材が大きくなることでコストアップにもつながる他

構造と耐震性の低下を招きます。

芹工務店では適切な柱の直下率を確保することで、むやみな梁等の横架材サイズアップを防ぎます。

 

②シンプルな住まいの提供

むやみに凹凸のある住まいは、同じ坪数であっても成型の住まいに比べて材料も多くなります。

これによりコストアップはもちろんのこと、複雑な形状の住まいは外皮が大きくなることで

外壁の修繕費をはじめとする将来的なメンテナンスコストへも影響します。

またそれに伴い断熱性能の低下も招きます。

芹工務店では常にシンプルな住まいを提供することをお約束いたします。」

 

これまで経験したことのない事態が繰り返し続く昨今ですが、今後も迅速で正確な情報提供を行ってまいります。

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